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SLBが見た、読んだ、本や映画などを評価するブログ。
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17246579.jpg友人が傑作とまで言ったので読んだ小説です。
かなり分厚く、ラノベなら3冊相当。
結構読み終わるまで時間がかかりました^^;

あらすじ-

19年前の大阪の質屋殺し。
迷宮入りしたこの事件に関係した
少年と少女が歩んだ道は…。
絶望の白い光の中、魂の荒野を行く男と女を、
叙事詩的スケールで描く傑作ミステリー長篇。

評価は67点。
割と低めの点数です。

正直言ってだらだらと無駄なこと書きすぎじゃないかな、と思いました。
これが評価の低い原因です。
ほのかに結びついてる-というのを思わせるための
長さだと思いますが、でもやっぱり長すぎる。
長編が嫌いなわけじゃないですが、なんだかなぁと思います。

あとやたら多い性描写。
事件の最後は性描写に結びついてるのがほとんどだった気が・・・。
確かに性描写にこだわる意味も多少は理解できますが、
「これは電波じゃ見せられないでしょ」と読んでて思うほど多い。

以上が33点分。

67点分は文体の綺麗さ。
繊細で人間の心情が綺麗に書かれてる。
どす黒い心情ながらも、人物の心を繊細にリアルに書かれています。
さっき書いたSLB的に駄目だと指摘した長さがあっての
繊細さだと思います。とにかく美しい。

登場人物の割り切りもすごい。
どうやったらここまで人物の心情分けられるのか。
そう思わせるような様々な登場人物。


雰囲気はダーク。
ですが文体からは人物の心情、関係が繊細に書かれているのがわかる。

じっくり小説を読みたい。
リアルできれいな文体に触れたい。
そういう人がいたら薦めたい小説でした。
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f113a4cf.jpg
TUTAYAのカードを取得する決意を
したきっかけにもなった映画です。
探すも古すぎて無く、結局amazonにて購入。
古めかしいパッケージにわくわくしました。

原作が前に紹介した
「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」
の映画です。
(URLは前に紹介した時のレビューページです)
kawananasi.blog.shinobi.jp/Entry/11/

内容。
2019年、酸性雨が降りしきるロサンゼルス。
強靭な肉体と高い知能を併せ持ち、
外見からは人間と見分けが付かないアンドロイド=「レプリカント」が5体、
人間を殺して逃亡。「解体」処分が決定したこの5体の処刑のため、
警察組織に所属するレプリカント専門の賞金稼ぎ=「ブレードランナー」である
デッカード(ハリソン・フォード)が、単独追跡を開始するが・・・

(amazonより画像、内容転載)


評価は40点です。

SLBは原作を読んでから見たのであまりそういった
視点からは評価しないつもりでしたが、はっきり言って
ぎりぎりこの評価というのが正直なところ。

40点分は内容のカオスさ。
ロサンゼルスの町並みが舞台ですがあらゆるものが
古めかしくも想像した未来の都市って感じがしました。

日本語、ドイツ語、英語だったかな(曖昧・・・)
が混ざった言語、街中を飛び交う空飛ぶ車、
街頭のスクリーンで映し出される和服を着た日本人の女性、
町行く人の服装、酸性雨に濡れた街中、意味不明な音・・・・。

挙げれば星の数ほど挙げられます。
それらが混ざり、混沌としたロサンゼルス。
それだけでも見る価値はあります。
混沌としすぎて不安を覚えるくらいでした。
それとBGMがカオス化した町並みに非常に合ってる。

これが40点分です。

マイナス点はまず原作と大幅に違う。
原作のよさがまったくない。
主人公、デッカードがアンドロイドを追いかける理由が
本物の動物ほしさに仕方なく追う設定が原作ですが、
映画版は上司の無理やりな命令で追う事になってます。

それと一番重要とも言える原作にかかせない、
ムードオルガン、フォークト=カンプフ性格テスト、共感ボックス・・・。

これらが出ない。
フォークト=カンプフ性格テストは出たもののあまり説明も無い。
デッカードがこれを使ってアンドロイドを始末するシーンがない。
共感ボックスが出ないのは原作と区切りをつけたからだろうと思いますが、
これじゃただの近未来の都市を描いただけの映画ではないのか。
少なくとも原作とは完全に別物ですね。

それとデッカードが「自分もアンドロイドじゃないのか?」と苦悩しながら
アンドロイドを始末するシーンが無い。

戦闘シーンがお粗末過ぎる。

以上があがり、低めの点数となりました。
原作と違うといってもちょっと駄目な映画かなと思いました・・・。
ですが、最初にあげた通り、カオス化したロサンゼルスは見ものです。
原作を見ていない人は楽しめる内容だと思います。
5fcda17a.jpgツタヤの会員カード作ったので
なつかしの「ウルトラセブン」と一緒に
友人が「人に薦めたい映画NO1!」とまで言っていた
この映画を借りました。


冷戦後の国際情勢は、ロシアの反乱軍が核ミサイルを奪取し、
米国と日本を攻撃するとの脅迫で再び緊迫。
この事態に核兵器を搭載した米の原子力潜水艦アラバマが緊急出動した。
艦長はたたき上げのラムジー大佐(ジーン・ハックマン)。
副艦長は新任のエリート、ハンター少佐(デンゼル・ワシントン)。
目的海域に達したアラバマは本国からの指令受信中に魚雷の攻撃を受け、
通信が途絶える。指令の確認を優先とする副艦長と即時攻撃を主張する艦長は激しく対立し、
艦内は緊張が走る・・・。

画像、ストーリー紹介、amazonより転載

評価は93点です。

非常に面白かった。
狭い艦内のカメラワークは非常によく、
人物の緊迫した顔、雰囲気などに息を呑みました。
そして艦内ラストは衝撃でした!

PCで観たのですが、最初、サイト観覧しながら見てました^^;
ですが魚雷の攻撃を受けたあたりから目が一瞬たりともはなせない
状況となり、食い入って観ました。

馬について話し合う場面が三度出てきますが、最後はクスッときました。

アクションシーンはありませんが、
はらはらどきどきしたい!って人に是非見てほしい。

久々にいい映画を観ました^^


49425aee.jpg 「エクスペンタブルズ」を観てきました。

金で雇われる4人(?)の傭兵が、
「無理だろjk」と思うようなところに
敵を殲滅しに行くアクション映画。

友人が見たがっていたので付き合いで
見に行きました。

どうやら出演している俳優がすごいらしいのと
アクションが凄いと聞いたらしいので(友人が)
見に行きたかったんだそうです。


この映画の評価ですが。
75点です。

この75点はどこを評価したのかと言うとやはりアクションでした。
まさに血沸き肉踊るって感じの銃撃戦、格闘戦でした。
少しグロいですが、爽快感と言うか見ていて「おぉ・・・」とつぶやきました。

シルヴェスター・スタローンとジェット・リーは特にカッコよかった。
いつも出演している人は気になりませんでしたが、ジェット・リーだけは
気になりました。何がいいたいかというと、そ
れだけジェット・リーはかっこよかったのです。

で、点数の残りの25点は何かと言うと、
少しストーリーがありきたりなのと、説明が足りないところがありました。
ストーリーは言いませんがラストなど見て「王道だなぁ」と思いました。

説明と言うのは「エクスペンタブルズ」の傭兵達はどういう集団なのか
ただ単に金で動く傭兵なのか、という点や、周りの人物がどういう人間なのか
どういう関係なのか?というのも少し不鮮明だったりしたので25点減らしました。

ですが、このマイナス点は見終わってから思ったものであり、
観ている最中はそんなことを考えている時間はありません^^;

アクション映画の中ではなかなか見ごたえがありました。


27c93866.jpg
だいぶ前から読もうと思っていましたが
読めずに今更読みました。
東野さんの小説は結構話題になってますよね。

あと読もうとしているのが「白夜行」と言うのがあります。
これはまだ一切読んでません^^;

で、この本のレビューですが。
点数化するなら70点ってとこですね。

「天才物理学者」と書いてありますが結構ふんわりとした天才だなぁと思いました。
多分そう思うのは森博嗣の本を読んだからだなぁと思っています。
森博嗣の作品の中にも天才が数多く出ます。
この天才の「天才らしい」文体を読んだので「天才の使い方あってるの?」っと思ってしまうのです。

トリックなど発想はぶっ飛んでて面白かったです。
さらに短編になっていますが長さが丁度いいなと思いました。
なので高めの70点を評価しました。

残りの三十点は「天才」という言葉が引っかかってしまいました^^;

読むなら森博嗣の本を読む前に読んだほうがいいです。
なんか読んでて強く思いました^^;

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