SLBが見た、読んだ、本や映画などを評価するブログ。
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どうもお久しぶりです・・・。
どうやってもログインできなく、長い事更新できませんでした。
一時はここを破棄しようかと考えたほど、ログインできませんでした。
さて、久々の本紹介です。
正直言って、タイトルに惚れて買いました。
本はあらすじや評判で買うのがほとんどなので希代な経験でした。
とても気に入ったタイトルの本です。
内容は近未来の荒廃した世界を背景に火星から脱走した
懸賞金がかけられたアンドロイド8人を
主人公が本物の動物を手に入れるために追いかける物語です。
この汚染された地球では生きている動物が地位の象徴となっています。
SLBの評価は70点とそこそこの評価です。
確かにSFとしてはSFらしいとこが文体にちりばめられており、
読んでいて引き込まれる内容です。
ですが重要なシーンが簡単に書かれていて、読み逃したり
意味がいまいち理解できなかったりすると先が少し混乱しました。
あと色々と造語が出てきますが、それに対しての説明が無かったり
するので「こんな感じかな?」という感じで先を進める形になります^^;
で、その先に簡単な説明が出てくるのですが、その説明が遅すぎる。
そんな欠点があったので控えめな評価です。
でも、非常に人間関係や主人公の心情がリアルで
「自分もアンドロイドなのか?」と疑ったシーンは見ものです。
欲を言えば物語の終わり方が淡々としすぎて余韻があまり
感じられなかったかな・・・。
最後の一行は「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」などといった
台詞があったらよかったかなーなんて思ったりです^^;
SF好きじゃなくても十分面白みが感じられる本でした。
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